2021年3月14日(日)、「ういこっちゃね」にて「備蓄木(びちくぼく)薪割り体験」が開催されました。

 開催した『(一社)日本森の十字社(代表 河村ももこ)』は、東日本大震災の教訓を生かし、日本の里山を整備するときに搬出される「間伐材」を、災害時の「備蓄木」として役立てる活動をしています。
 今回開催された「備蓄木薪割り体験」は地域防災の普及啓発活動の一環として行っているものです。
 「災害は決して待ってはくれません。時間も場所も選ばずいつも突然忘れた頃にやってきて、あっという間に私たちの日常を奪っていきます。」
 災害時に「暖」を取れるかどうかは命に関わる深刻な問題だと東日本大震災を経験し、寒い夜を焚火をしながらみんなで助け合い、乗り越えた方から伺ったお話だそうです。
 食料や水、乾電池、ガスボンベ…など、災害時のために個人で備えることも必要ですが、いざというとき、地域で助けあい、命を守る地域の防災備蓄の重要性を訴えています。
 約20~30人が3日(3晩)屋外で暖を取ることができる「備蓄木ステーション」は現在3カ所。
 いずれも、2019年から活動をはじめた『(一社)日本森の十字社』が現在までにいなべ市内に設置したものです。
 東日本大震災から10年経った節目に、さらに10セットの「備蓄木ステーション」を設置したいとして、3月末までクラウドファンディングに挑戦しています。

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一般社団法人 日本森の十字社
TEL 0594-46-5115
Mobile 080-2658-4327